■メールアドレスを教えるということは、○○宣言をしたと同じ
パソコンや携帯を持つことが当たり前のようになり、
誰もがインターネットを使えるような便利な時代になると
「仕事ができる人」と、「できない人」がはっきりしてきます
一般電話の時代だった頃は、
「ちょっと出張で留守にしていましたので連絡が遅くなって
しまいました」
という理由がまかり通っていました
ポケベルが主流だった頃は、
「電話BOXが中々見つからなくて、連絡が遅くなりました」
といえば相手に許してもらえました
でも、今はそういう言い訳が通用しない
「メールだったら返事できるでしょ?」
「携帯持っていて、なんで連絡しないの?」
ということになるわけです
便利なものができて、世の中が速くなると、
全ての人の仕事が速くなるのではなく、
仕事のできる人と、そうでない人、
反応の速い人と、遅い人の差がはっきりしてくる
「あの人、いつも『電話BOXがなかなか見つからなくて。。。』、
なんていってたけど、携帯持ってもやっぱり反応遅いよね」
と、その人の問題点が周りの人にバレてしまう
今は、多くの人が自分の名刺に、
メールアドレスを書いていますよね
「名刺にメールアドレスを書く」というのはどういう意味か?
単に、「何かあったら連絡をしてください」という
お知らせではありません
「365日24時間、私は世界中どこにいても連絡がとれますよ」
というお客さんに対する宣言なのです
メールアドレスを名刺に書いていながら
メールを送っても、2日も3日も返事が返ってこない人がいます
そういう人は、アドレスを名刺に書いてはイケマセン
かえって「この人は仕事が遅い」という印象を与えることに
なってしまう
「時代に乗り遅れない」というのは、
高性能パソコンや最新の携帯電話を持つことではありません
「自分自身が時代に乗り遅れない」ということなのです
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